仮想アイドルに少女のような声で自由に曲を歌わせることのできる音楽ソフト「初音(はつね)ミク」が、音楽シーンに小さな変化を生んでいる。
今日の紙面に「初音ミク」の名前とイラストが出ているのを見たとき、軽い衝撃を覚えるとともに、ここまで来たのかという感慨を覚えた。ニコニコ動画では毎日見る名前であり、イラスト(非公式が多いが)ではあるものの、あくまでネット上の存在と言う意識が強く、せいぜい雑誌の表紙を飾っているのを見るくらいだった。
ミク関連CD発売の話が出てから結構経つので、音楽に詳しい人はある程度知っていると思うが、うちの両親のようなネット情報にも音楽にもうとい人たちにとっては、唐突に出てきた(と感じる)これは理解できない現象かもしれない。