普段の睡眠不足を解消できたとはとても思えないが、眠い目をこすりつつ起床。今日も天気はよさそう。朝食後、ショップへ出発。
今日もフライトメンバーは少なく、寂しい感じ。XC用紙もIW沢さんのみ。ちなみに今シーズンからXC申請用紙が変わり、回収メンバーの記入が必須になったため、一人でフラフラ来てXCすることは難しくなった。ちょっと残念だが、回収の手間を考えると仕方のない部分ではある。
昨日と違い稜線上の雪煙はないため強風ではなさそうだが、天気良すぎて上がらないのではと不安と言った話をしつつ、IW沢さんとTOへ。ちなみにスキー場を滑るボーダーは今日も多かったが、昨日よりは減っている感じ。
TOは昨日より乾いてきているが、まだ濡れている部分が多めで、キャノピーが濡れないようにセッティング場所は下がりがち。
早くもいいブローが入っているため、IW沢さんテイクオフ。ゴンドラ尾根ではなく、TO右前のポイントで上げていくがあまり上げやすい感じではない感じ。リハビリモードでぶっ飛びかなと思いつつ、やや弱気にテイクオフ。ちなみに、完全に習慣化されていたためか半年ぶりでも手順は忘れていなかったが、何となく記憶にもやが掛かっているような変な感じだった。
苦手なTO右前ということもあり、どうかと思ったが、頑張って回していくと思いの外順調に高度は上がり、軽く2000を超えてさらに上がりそうな感じ(無駄にいい条件)。ここで、半年ぶりのフライトというブランクを感じさせることが。特に荒れているわけでもないのだが、高度とサーマルに対する恐怖がわき起こってきた。
元々高いところは苦手なのだが、飛んでいる場面では慣れていることため、高さそのものに恐怖を感じることはあまり無い。ただそれが日常的なシチュエーションではなくなっている現状では、やはり怖い気持ちが出てしまうのだろう。自分と地面との間に1000mもの空間があるという事実を認めがたく、何かもう下を見たくない感じ。
(認めたくない高さ... ちなみに煙は野焼きによるもの)
恐怖心と戦いつつサーマルがとぎれるまで回した後、とりあえず岩岳往復して返ってくると見覚えのある機体が。このグレーベースに黒と黄色の機体はN村さん他群馬チームか? Ωもいたが記憶にあるカラーと違うためK山さんと気づかず。ちなみにこの日は無線周波数が思い切りずれていたので、全く状況が分からなかった(途中で気づいたけど)。
その後リハビリがてら近場を飛んでいたところ、いつもは上がらない栂池-岩岳間がサーマル豊富で、普通に回していると2600まで上がる程。そんな好条件下、N村さん達が南下していくのをうらやましくも思ったが、XC申請も出しておらず、リハビリフライトでもあるので、着いていくことは断念。ちなみに途中から高度に対する恐怖は感じなくなったが、センタリングしすぎで両腕がパンパンになってしまった。
(すっかり慣れて岩岳上空2000mからの景色に酔いしれる)
そろそろトイレ行きたいな~と思いだしたが、そんなときに限って降りられないのはいつものこと。狭いシンク帯で下ろしてLD上空に進入しても、LDのグランドサーマルで上がってしまう。どうにも我慢できなくなり、無理矢理LDの南側に下ろして用足し。
ちなみに降りてから気づいたが、ZOOMに乗り換えてからはまっていた、センタリング時のスパイラル癖が出ていなかった。ブランクがおかしな癖も忘れさせてくれたのだろうか。
N村さんは3100まで上がったと言うことで、対岸の山をとってからランディング。
その後、緊パラリパックに出すついでにシミュレータによる開傘練習。これはハーネスを大きく揺らした上に回転を加えた状態において、G藤さんが指示したタイミングで指定された方向に緊パラを投げるという物。
N村さん達は問題なくできていたが、僕は緊パラを引き出すことはできたものの、指定された方向に投げられず足下に落ちる感じに。G藤さんがハーネスへの格納方法を改良後、ダミーレスキューを使った二回目では、ハンドルを抜いた後に、緊パラを引き出すまでの時間が掛かりすぎてしまった(引き出す際に強い摩擦を感じる)。どうも、使っているハーネスは改良前の引き出しにくいものらしく、リパックに加えて、その辺についても考えてもらうことに。
というところで群馬チームに続いて帰途へ。この日はGW前半終了と言うことで、予想通り激しい渋滞にはまり、ノンビリと帰宅。
飛行時間 | 最大上昇 | 最大沈下 | 最大高度 | 軌跡 |
2:17 | 5.6m/s | -5.6m/s | 2626m |
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