昨年までの松井秀なら打てなかったろう。外角の148キロ。手首を返さずにバットをぶつけ、振り切る。打球は左翼に直線的に伸び、そのままフェンスを越えた。「逆に打てる球を待っていた。イメージ通り」。ダブルヘッダー第2試合の1回1死一、三塁、初球を打った30号本塁打だった。
つい最近まで長打が出ていなかったため、ちょっと難しいかと思っていたのだが、この数日であっと言う間に達成してビックリ。最近、天気が悪くて中止が続いたのが、良い休養になったのかもしれない。ここまで来たら、(とりあえずの)最後の目標である3割も狙って欲しいところだ。